ステップ式学習法
ステップ式学習法① 重要事項ファイル・テキストファイル・授業ファイルの3つのファイルをダウンロードします。
ダウンロードするときに、Adobe Readerがコンピュータ内にあるか確認してください。もしなければ、先にAdobe Readerを左サイドのバナーからダウンロードしてインストールしておいてください。
できれば演習ファイルもダウンロードしておくとよいでしょう。
1回の授業で必要になるのは、重要事項・テキスト・授業・演習の4つのファイルです。それぞれのファイルは、PDFファイルで10Mb以下にしてあります。
授業ファイルは長いので、モニターで読んでもかまいません。
重要事項ファイルとテキストファイルは、プリントアウトした方がより効果的でしょう。
ダウンロードできたら、重要事項ファイルと授業ファイルを開いてください。Macをご使用の場合は、そのままでも見ることができますが、controlキーを押しながら「ファイルをダウンロード」をクリックして保存した方が後々残せるのでよいと思います。
ステップ式学習法② 重要事項ファイルと授業ファイルを突き合わせながら読み進め、内容を理解してください。
授業ファイルの前半は、重要事項ファイルの解説です。
重要事項ファイルの内容は、確実に身につけましょう。
重要事項ファイルには、核に当たる内容しか書かれていません。教科書の太字の部分だけ取り出したようなものです。それを補足しているのが授業ファイルの前半です。そこで、重要事項ファイルと授業ファイルを突き合わせながら読み進めていくことで、教科書に書かれている内容とほぼ同一になると思います。ただし、教科書には掲載されていない解法が重要事項ファイルに、応用事例が授業ファイルに掲載されています。
重要事項の説明が終わるところまで授業ファイルの内容が理解できれば、ステップ③です。
ステップ式学習法③ テキストファイルの例題を授業ファイルの解説通り解いてみます。
授業ファイルの後半は、テキストファイルの例題の解説です。
テキストファイルの例題の個数だけ、問題の解法パターンはあります。
テキストファイルを開いて、授業ファイルの解説を読みながら、テキストファイルの例題を解説通りやってみます。わからなければ、繰り返しチャレンジしてみてください。
ここで重要なことは、読むだけではなく、自分で鉛筆を持って紙に必ず書くことです。そうやって体に覚え込ませるようにしましょう。
自信のある人は、先にテキストファイルの例題を解いてもかまいません。
これが済めば、今日の授業は終わりです。次のステップ④は次回までの宿題です。
ステップ式学習法④ 演習ファイルをダウンロードして、1週間以内に演習問題を全問解きます。
演習ファイルの問題は、今日の授業の復習です。
解答と解説のファイルは、次回にアップロードします。
ステップ①〜③で授業を受けた日に、必ず最低3問は演習ファイルで復習してください。解き方はテキストファイルの例題と同じです。どの種類の問題で、どういう解き方をするのかまず判断しましょう。演習ファイルの問題は次回の授業までの宿題なので、1日に必ず何問かやることで、やらない日がないようにしましょう。そのために計画を立てましょう。英語も数学も最低1日20分やってください。
このとき、最初からやってもいいし、例題のパターン別に問題を選び出してもかまいません。肝心なことは、次回の授業までに全問やることです。なぜなら、次回の授業は、今日の授業の理解があってこそ、理解できるようになっているからです。教科書も同じです。
また、テストではないので、授業ファイルやテキストファイルを見ながら解いてもかまいません。2回目以降は、見ずにできるようにしましょう。
身に付けることを目的としているので、同じパターンの問題を4問以上配しています。
次のステップ⑤からは、前回の授業の復習です。
ステップ式学習法⑤ 解答ファイル(前回分)をダウンロードして、前回の演習問題の答え合わせをします。
答えだけでなく、途中の式も確認しましょう。
解けなかった問題が多い場合は、ステップ⑥に直接進んでもかまいません。
数学の場合は、単に答えが合っているか、間違っているかを確認するだけでは駄目ですよ。途中の式があっているか、考え方が合っているかも確認しましょう。
英語も同様に、どんな文法事項和使っているのかを確認してください。
答えが間違った問題やわからなかった問題があった人は、ステップ⑥に進みましょう。
ステップ式学習法⑥ 解説ファイルをダウンロードして、誤りを確認し、もう一度自分で解いてみます。
解説ファイルで、まず間違った問題の解説をよく読んで理解します。次にもう一度間違った問題をやり直します。
その後、合っている問題も考え方や解法・途中の式を確認し、別解があればそちらの方法でもやってみます。
間違えた問題は、再度やり直してください。そのままにしておくと後で響いてきます。解説ファイルの解説通りの考え方ができるようにしましょう(解説ファイルには2通り以上の考え方や解法が書かれています)。たとえ、答えの合っている問題でも繰り返してやってみましょう。間違った問題は、完璧に理解したと思えるようになるまで3回以上繰り返してやってみましょう。
数学の場合は、計算問題なら1問20秒から1分、文章題なら1問2分を目安にできるようになるまで繰り返してください。実力レベル・入試レベルの問題ならば、1問20分が目安です。時間内にどれだけの仕事ができるか、が評価の分かれ目です。
英語の場合は、演習問題が全問正解するようになるまでやったら、解説ファイルに書かれている単語や熟語・構文を必ず辞書で確認してください。辞書の使い方に関しては、「英語の学び方」の「辞書の使い方講座」を参照してください。このとき、何回も口で言いながら紙に書いて覚えましょう。授業ファイルと解説ファイルで説明した構文・熟語・単語が、確認テストに出題されます。
次にステップ⑦で前回の確認テストに移ります。
ステップ式学習法⑦ 英語は、確認テストファィルをダウンロードして前回の分の確認テストをします。
英語は、必ず確認テストを受験してください。
1ページ15分の制限時間で、解答欄数の8割が合格点です。
前回の授業ファイルと解説ファイルで説明した構文・熟語・単語などのテストです。環境がそろっていれば、これはプリントアウトしてください。モニターの画面を見ながらでもできますが、プリントアウトした方が何度も見直すことができます。
制限時間は、1ページ15分です。2ページある場合は、25分です。制限時間が来たら、確認テストの解答ファイルをダウンロードして採点してください。解答欄の個数×0.8を小数点以下切り上げた値が合格点です。
採点するときには、大文字や小文字、ピリオド、コンマ、〜など細心の注意を払って採点してください。自分に甘くならないよう、答案のケチを見つけるつもりで意地悪く採点しましょう。
合格しなかった場合は、間違った問題と解答をセットで10回ほど紙に書いて覚え直しましょう。そして、覚えたと思えるところまで書いたら、再度同じ確認テスト(再テスト)をやってみてください。2回目以降の再テストの合格点は、満点です。満点合格するまで再テストを繰り返します。
再テストは恥ずかしいものではありません。特にUltima-Thule Seminarの新・高校ドリルは、一人で受講していると思いますから、誰にも気兼ねなくどんどん不合格になってください。確認テストは覚えることが目的ですから、再テストを何度も受けている人の方が案外身についているものです。危ないのは、81点ぐらいで合格する人と毎回合格する人です。どちらも1回しかやっていませんから、すぐに忘れる危険性があります。たとえ合格していても、再テストを自分から進んで受けるようになれば、このサイトで学ぶ目的は半分達せられたと言えます。学び方がわかってきている証拠ですから。
確認テスト・再テストを含めて、1週間以内に合格するよう何回でも繰り返しましょう。
※英語は、確認テスト8回ごとに総合確認テストを行います。
8回分の確認テストを分野ごとに分類して、総合確認テストを行います。
制限時間は最長2時間で、解答欄数の8割が合格点です。
8回分の確認テストを「構文編」、「文法編」、「例文編」、「語法編」、「熟語編」、「連語編」、「単語編」、「和訳編」に分類して出題します。合格点や再テストのやり方は、ステップ⑦の確認テストや再テストの時と同じです。ただし、各分野ごとに8割以上の合格点が必要です。
この総合確認テストは再テストが大変なので、1回で合格するようにしましょう。3週間前に解答を公開します。テストまでの3週間に計画を立ててしっかり覚えていきましょう。確認テストで最低1回はやった問題ばかりですが、その記憶を呼び覚ましつつ忘れている内容などを復習してください。
制限時間は2時間ですが、できれば1時間30分以内に合格点に達するようにしてください。大学入試の受験生は、1時間30分を制限時間としましょう。
確認テスト+再テスト+総合確認テストで、1つの熟語や構文・語法につき最低3回は復習することになります。こういうドリル(反復練習)形式で忘れないよう体に染みこませるようにしましょう。「学ぶ」ということの方法を学びましょう。
ただし、暗記のための暗記にならないよう、授業時の解説を思い出しながら、理由をよく考えて覚えましょう。だいたい500問前後の量です。
※ご注意 モニターを見続けるのは1時間を限度にしましょう。
1時間ごとに20分の休憩を取りましょう。
コンタクトレンズを使用している方は、特にドライアイに気を付けましょう。
VDT症候群にならないよう、モニターを見るのは1時間を限度としてください。1時間ごとに最低10分間の休憩を入れて、体操をしたり、遠くを見るようにしましょう。
VDT症候群とは、モニターを見続けることで、目の症状としてはドライアイになったり、体の症状としては肩や背中の痛みや手指のしびれ、精神的な症状としてはイライラや抑鬱状態になることです。それでアメリカでは、コンピュータ従事者には法律で休憩が義務づけられています。特にコンタクトレンズをご使用の方はドライアイになりやすいので、気を付けてください。
プリントアウトを勧めるのは、こういう理由からです。