Ultima-Thule Seminarとは…
誰でも学べる!
やる気のある人なら誰でも学ぶことができます。
高校生以上のすべての人を対象にしています。
現役高校生、高卒生、大学生、フリースクール生、大検受験者、シニア世代、一般の方々を対象にしています。もちろん、興味のある中学生でも学ぶことができます。
例えば、以下のような利用の方法があります。
- 現役高校生 授業の理解・苦手意識払拭・各テスト対策・模試対策・入試対策
- 高卒生・大検受験者 苦手意識払拭・模試対策・入試対策
- フリースクール生 授業の理解・苦手意識払拭
- 大学生 高校既習分の復習・TOEIC受験対策・TOEFL受験対策・リメディアル教育
- 一般の方々 再度復習・脳細胞の活性化・実生活への応用・TOEIC受験対策・TOEFL受験対策・暇つぶし
- シニア世代 再度復習・脳細胞の活性化・実生活への応用・暇つぶし
上記以外にも、様々な使い方があります。
- 塾・予備校関係 授業でのご利用・授業前の小テスト・確認テストなど
- 高校関係 授業でのご利用・授業前の小テスト・確認テストなど
- フリースクール 授業でのご利用・授業前の小テスト・確認テストなど
- 大学関係機関 大学におけるリメディアル教育の教材・講義前の小テストなど
このように各教育機関でも使っていただける内容にしております。
公的機関、私的機関にかかわらず、あるいは公教育、私教育にかかわらず、将来に役立つ教育を生徒自身が受けられるよう、また大学が本来の大学としての教育ができるよう利害関係抜きで提供していきたいと考えています。
どこからでも学べる!
学びたい科目・単元・小単元を自分で選べます。
英語または数学の中から学びたい単元だけでもOK!
教科は、英語と数学の2教科です。
各単元は、学年の区別を設けていないので、文部科学省の学習指導要領順には配列されていません。
小単元は理解しやすい順あるいは関連性のある順に配列してあります。どちらかといえば、6年一貫性の学校向けの教科書に近い形だと思います。
数学は、代数編・解析編・論理編・確率統計編・線形代数編・幾何編の6単元に分かれています。それぞれの小単元については、「数学の教室」の中にある「数学のカリキュラム」を参照してください。大学入試を受験される方は、会員向けページの中にある「大学受験を目指す方へ」の中で受験用カリキュラムをダウンロードできるようにしてあります(ただいま工事中)。
英語は、文法編・語法編・構文編・英文和訳編・和文英訳編・読解編・発音アクセント編・単語編の8単元に分かれています。単なる英会話ならば語学学校に行けば済むことですから、ここではその土台になる文法中心の講座にしてあります。日本語会話と同じく、丁寧な(礼儀)正しい英会話というのは基礎の文法を身に付けてこそ成り立つものです。このことについては、こちらを参照してください。また、それぞれの小単元については、「英語の教室」の中にある「英語のカリキュラム」を参照してください。
基本の使い方としては、「新・高校ドリル」のトップページの「ステップ式学習法」に記してありますので、そちらを参照してください。
ただし、高校3年分の内容+αを1年間で教えることは不可能です。また、高校生などは学校のカリキュラムと一致しないためなかなか使いづらいと思います。そこで、学校で学んでいる単元だけでも学ぶことができるように、どこからでも学べるようにしました。詳しくは、「新・高校ドリル」の「大学進学を目指す方へ」をご覧ください。
基本から応用まで!
教科書の基本レベルから大学の要求するレベルまで!
基礎をみっちり、土台を固めて!
よく、「高校で習ったことは社会に出てから役に立たない」という人がいますが、そういう人は、何のために学ばなければならないのかや学んだ事柄の内容や考え方まで深く踏み込まなかった人です。だから、そういう人は「何も学んでいない」のと同じです。あるいは自分でも気付かないうちに学んだ内容や考え方を使っていることに気付かない人だと思います。
例を挙げます。漫画家や小説家、ゲームデザイナーが締め切りまでに間に合わせられるか、あるいはサラリーマンが期日までに報告書を作れるか、というような問題は数学的考え方の応用です。これらは中学2年における数学の証明の分野で学ぶ内容です。大学入試や定期テストに間に合うように勉強できるか、というのも同じ内容ですね。あるいは、3カ所で買い物をするためにはどの道順で行けば最も短時間・短距離で済むか、という内容も数学の分野です。キャッチポールで相手の待っているところに投げたり、体力検査での遠投などは、数学の2次関数の最大最小問題の利用です。また、自転車に乗っていて右に曲がるときはなぜ右に体を傾けるのか、などは物理の応用です。これらはすべて高校までに学ぶ内容なのです。Ultima-thule Seminarでは、こういうふうに実生活にも数学や英語の考え方が応用されることを授業の中でも説明しています。数学的考え方についてはこちら。
知識というものは、使えてこその知識です。理解することも重要ですが、それ以上に社会に出て必要なのが、学んだ知識を使えるか、どのように使うか、です。そのためには、知識を身に付けて、なおかつ忘れないようにしなければなりません。頭で覚えた知識はすぐ忘れて、使うこともままなりません。だからこそ、体が覚えるドリル(反復練習)が必要なのです。例えば、平仮名や漢字はどのようにして覚えましたか。自分の名前を漢字で書くときに考えていますか。体が覚えているから、考えなくても使えているのです。つまり、ドリル(反復練習)によって体に覚え込ませれば、その意味も理解でき、いつでも使えるようになります。
そのためには、教科書レベルの基本問題とその基本問題を組み合わせた応用問題をドリル(反復練習)という形式で身につけて理解することが土台となります。また、基本問題から応用問題への応用の仕方も学ぶ必要があります。そして、それらから得た(体で覚えた)知識を実生活へ応用できるように学ぼうというのがUltima-Thule Seminarの目指すところです。
上述したように、下は教科書の基本レベルから始めるようにしています。上のレベルは大学入試まで、と言いたいところですが、昨今の「ゆとり教育」の影響で大学教育の崩壊が始まっています。大学全入時代になり、国公立大学でも高校の補習をやっている大学が大半になりました。大学側は口に出しては言いませんが、大学側が受験生に要求したいレベルは当然あります。つまり、受験生にはこれだけは知っておいてほしいとか、論理的に考えれば大学の内容でも理解できるだろうとして出題されるレベルのことです。その中には、1970年代後半からの「ゆとり教育」のために省かれた単元も含まれるでしょう。例えば、数学では微分方程式やマクローリン展開、物理への応用など、英語では接頭辞・接尾辞の扱いなどがこれに該当しますが、今や大学ではこれ以前のことを学んでいるそうです。そこで当サイトでは、そのあたりまで踏み込んで授業をしていきたいと考えています。
Ultima-Thule Seminarでは、こういう理由で教科書の基本レベルから大学の要求するレベルまでを扱っています。
何度でも学べる!
PDFファイルをダウンロードして何度でもやり直せる!
プリントアウトして使えばもっと効果的!
ビデオ方式ではなくダウンロード形式にした理由は4つあります。
- ①ビデオ方式だと画面により黒板の文字が読みにくくなること。
- ②聞き取りのできない生徒やノートの取り方がわからない生徒が増えたこと。
- ③他の教育機関でも使えるようにすること。
- ④プリントアウトして残せるようにすること。
それに加えて、現場での授業がど関西弁なので、標準語に直す必要があったことです。以上の理由で、PDFファイルによるダウンロード形式にしました。
1回の授業につき、重要事項・テキスト・授業・演習・解答(前回分)・解説(前回分)の6つのPDFファイルをダウンロードすることになります。英語は、これに確認テスト・確認テストの解答のPDFファイルが追加されます。この6つのファイルの使い方については、「新・高校ドリル」のトップページにある「ステップ式学習法」をご覧ください。
ダウンロード後のファイルのご利用は自由にできます。例えば、重要事項ファイルには、公式や解法が含まれているので、プリントアウトしてファイリングしていくと、「公式・解法集」ができます。また、演習ファイルをプリントアウトしてファイリングすると問題集ができます。プリントアウトせず、モニターでそれぞれのファイルを見ながら授業を受けてもかまいません。自分に合うように、ご利用の仕方を考えてみてください。
お奨めの方法は、上述したようにそれぞれをプリントアウトしてファイリングすることです。授業と解説のファイルは長いので、モニターで読めばよいと思います。ただし、重要なところはノートに取る必要がありますよ。そうすれば、復習するときにも役立つと思います。
現在のところは、ダウンロードの回数制限は考えていません。ですから、プリントアウトしたときだけではなくモニターでの確認も何度でもできます。復習というものは、復習する回数が多ければ多いほどより確実に身についていくものです。その繰り返し学習の成果をこの「新・高校ドリル」で体験してください。
新・高校ドリルについて
ドリル(反復練習)で身につけると同時に考え方に重点を置く。
忘れる知識ではなく、使える知識を!
現場の川北ゼミナールでの授業方法は、運動生理学で言う「オーバーロードの原則(過負荷の原則)」と「エビングハウスの忘却曲線」に基づいて、数多く問題に取り組み、1週間以内に復習することで、学んだことを体に覚え込ませるようにしています。
10年ほど前に、ご父兄から授業方法に関するお問い合わせの電話があったときに、これこれこういう方法でやっていますと言うと、「古典的な方法ですね」と言われたことがあります。まさに言い得て妙だと思いました。古典的というのは、伝統的という言葉と同じですが、長い間に培われた方法なんですね。「サイト作成のきっかけ《2》」の「このサイトを作ったきっかけは…」でも述べていますが、「読み書きそろばん」とよく言われたように、学びは繰り返し学習が基本です。ゆとり教育の2年目からはそれがなされていない、あるいはそういうことを知らない生徒が増えてきました。ゆとり教育の理念は、「基礎基本の徹底」であるはずなのに…。
忘れたら知識は知識ではなくなります。知識があれば、それを応用する知恵が生まれます。だから、知識だけに偏ってはいけませんが、最低限の知識がないと知恵も教養も生まれません。この知識を忘れないようにするために、訓練が必要なのです。特に積み重ねの教科と言われる数学・理科においては、それが顕著に表れてきます。ものの名前を覚えることから始まる言語系の国語や英語も同様です。
知識というものは、興味があればどんどん体に入ってきますが、興味がなければ訓練で身につけるしかないのです。訓練というのは、強制ですね。詳しくは、「サイト作成のきっかけ《1》」を参照してください。それを耳あたりのよい「自主性」と言うきれい言葉でお茶を濁し、教育(訓練)を放棄してきた学校現場の責任は重いと言わざるを得ません。また、その訓練の時間を削ってしまった文部科学省の責任も重いでしょう。1週間に3時間の英語の授業で、誰が英語を話せるようになりますか。本人がきちんとした判断力を持っていれば、「自主性」はかまわないでしょう。しかし、初等教育の段階でだれがきちんとした判断力を持っているのでしょうか。判断力あってこその「自主性」です。物事を正しく判断するには、それなりの知識や社会性が必要です。その知識や社会性を学ばずして「自主性」というのは、本末転倒もいいところですね。
そこで、最低限の知識とその活用の仕方を学んでもらうためにも、訓練としてドリル(反復練習)形式の教材を活用しながら、どこでどんな知識がどのように必要になるのか、またそれをどういうふうに応用していくのか、を授業で学んでもらう、そういう学校がUltima-Thule Seminarであり、それを学ぶ方法が「新・高校ドリル」です。